FC町田ゼルビアが行う“ホームタウン活動”
昌子源選手の小学校新1年生に向けた
下敷き贈呈活動に密着しました!
更新日:2024.10.17
昌子源選手
町田をもっと好きになる!をアシスト
FC町田ゼルビアが行う地域活動
町田市に本拠地を構えるサッカーチームとして、地域への貢献、さらには地域の発展も目指したい、そんな思いから地域に根差した取り組みを「ホームタウン活動」と称して、様々な活動を行っています。まちの賑わいや発展を後押しすべく、地域の企業や商店会へのサポートやイベントの開催、学校を訪問してサッカー教室やキャリア授業を行ったり、献血活動にも協力。高齢者施設でのパブリックビューイングや地域の人たちとの交流やサポートなど、活動の範囲は多岐に渡ります。
花屋さんで記念にパチリ。
昌子源選手が1年生へ“下敷き”を手渡し
様々なホームタウン活動の一つに、市内の公立小学校の1年生の入学記念として、オリジナル下敷きをプレゼントする活動があります。2018年から毎年続いている取り組みで、2024年は今シーズンのキャプテン昌子源選手が行いました。町田G I O Nスタジアムにも近いエリアである、大蔵小学校へ訪問。体育館に集まった1年生たちにはどの選手が来るかは内緒だったので、ワクワク、そわそわしている様子。そして昌子選手が体育館後方から登場すると、大きな歓声をあげ、子どもたちも大盛りあがり。
お渡し会は短い時間でしたが、昌子選手の挨拶から始まり、一人一人に下敷きを手渡し、最後には子どもたちからの質問タイムも。昌子選手からは、下敷きに限らず道具を大切に使って欲しいこと、今日出会った子どもたちがみんなきちんと目を見てお礼してくれたことに触れながら、挨拶の大切さについて語っていました。自身のお子さんも1年生ということで、「うちの子にいつも言っていることを、大蔵小の子たちにも伝えました」と昌子選手は話していました。
「僕が子どもたちから元気をもらいに来ています」
大蔵小の子どもたちと交流後には、新聞社などのメディアの取材にも答えた昌子選手。フランスのトゥルーズF C在籍時に病院へ慰問した時のエピソードを語ってくれました。「僕たちが訪れたのは、重病の子の病室でした。一緒に行ったのが当時の主将のグラデルという選手だったんですね。入っていくと、その子がすぐに“グラデルだ!”ってパッと笑顔になって。彼を見たその子の明るい表情に、横にいたお母さんも泣いて喜んでくれて。今でもその光景を思い出すと、うるっとなるんですけど…僕らにもできることがあるんだと実感したし、こういう活動の意味を気づかせてくれた忘れられない訪問でした」。プロアスリートの地域活動の大切さを知ったフランスでの経験もあって、選手たちが行う地域活動は今後も積極的に行っていきたいと語った昌子選手。「何より、僕が子どもたちから元気をもらいに来ていますから」。FC町田ゼルビアの選手や、ゼルビーくんが地域住民や子どもたちと触れ合う機会がお近くである際には、ぜひ足を運びたいですね!