更新日:2022.10.17
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TREDICI オーナー飯酒盃謙二
このお店で服選びの
楽しさを味わって欲しい「出身は千葉県なんですが、29歳でここ町田で店を開いて11年過ぎました。高校生のころに古着カッコいいなってはまって、学生時代に住んでいた町田で縁あって店を構えた感じです。町田の古着屋は、どこも深くて濃ゆいセレクトのお店が多いんですよ。そして不思議とジャンルがかぶってない。だから、お客さんと話しているときに、その方に合いそうだなと思ったら、ほかのお店をすすめたりしますよ。居心地の良さというか、そんな雰囲気が町田にはあるんですよね」。こだわりのセレクトに遠方のお客さんから、通販のリクエストがあることも。「人と人の真ん中に服があると思うので、お店をやっている以上、お店がある意味を考えたくて。やっぱり対面にこだわってやっていきたいですね」
<TREDICI>
Photograph/Takafumi Matsumura -
All Tommorow's Parties オーナー富岡栄二
ヴィンテージ界の流行を
作る仕掛け人「2019年に相模原から町田に移転。相模大野が地元なので、町田は青春時代を過ごしたまちなんです。もともと映画や本が好きで、物書きを目指そうと思って、それならもっと“モノ”を知るべきだとリサイクルショップでアルバイトを始めたのがきっかけ。古いものの魅力は、その背後にストーリーがあるところ。今はもう使えなくても当時はそれが作られ、愛されてきた理由が必ずある。博物学レベルで調べて価値を見いだすことに面白さを感じるんです。そしてお店に出して、皆さんに知ってもらうのが楽しい。“モノ”の“里親”探しをしているんですよね」。町田を拠点にしながら、ヴィンテージの流行の目利きとしてクリエイターたちからも慕われている富岡さん。「都心で気張るよりも、国道16号線沿いの郊外カルチャーにいた方が、好きなことがやれる。そこが町田のよさですよ」
<All Tommorow’s Parties>
Photograph/Takafumi Matsumura