「アイドルマスター ミリオンライブ!」
ロコさんのデザインマンホールがお披露目
声優・中村温姫さん「まちだはロコにぴったりのまち」
更新日:2026.07.02
声優中村温姫さん
人気アイドルプロデュースゲーム『アイドルマスター』シリーズの20周年記念特別企画「ふたマス!!!!!!」に町田市が選ばれ、6月6日(土)、生涯学習センター7階ホールにて「アイドルマスター ミリオンライブ!」のポップでキュートな15歳の芸術家アイドル・ロコさんをデザインしたマンホール蓋のお披露目式が開催されました。イベント終了後、ロコさん役の声優・中村温姫さんにインタビューを実施。お披露目式の感想やロコさんへの思い、まちだの魅力、「ふたマス」がつなぐ地域との交流について話を聞きました。
お披露目式では
ファンと来賓が一体に
ロコさんデザインのマンホール蓋がお披露目された生涯学習センター7階ホールには、抽選で選ばれたプロデューサー(『アイドルマスター』シリーズのファンの総称)の皆さん約140人が来場。町田市長をはじめ、市議会や商工・観光関係者らも出席し、自治体関係者とプロデューサーの皆さんが同じ会場でマンホールのお披露目を見守る特別なひとときとなりました。
除幕式ではロコさん役の声優・中村温姫さんも登壇。「ロコが一人でコラボする機会はなかなかなく、ロコの晴れ舞台だと思っていました」と喜びを語りました。ロコポーズを交えた記念撮影も行われ、会場からは拍手や歓声が上がりました。
トークイベントでは、中村さんがマンホールに描かれた町田駅前のモニュメント「動く彫刻 光の舞い」やカワセミ、ダリア、シルクメロンなど、まちだを象徴するモチーフについて紹介。「ピンク色のダリアの花言葉は乙女の真心。きっとロコの真心も入っているはずです」と笑顔で紹介しました。
また、まちだについては「栄えているだけでなく自然も多く、住むのにも良いまちだと思いました」とコメント。「ロコはアートに打ち込むアイドルなので、アートがあふれ、公園が多く、インスピレーションを得られる場所がたくさんあるまちだはぴったりだと思います」と語りました。
格式ある自治体の式典でありながら、プロデューサーの皆さんと来賓が一体となって盛り上がる場面も多く見られた今回のお披露目式。町田市内外から訪れたプロデューサーの皆さんがマンホールの設置をきっかけに市内観光や飲食を楽しむ様子も見られ、地域とコンテンツをつなぐ取り組みとして大きな盛り上がりを見せました。
ロコは戦友であり、仲間のような存在
ロコ役として大切にしていること
──お披露目式の感想を聞かせてください。
中村さん(以下、敬称略) まず緊張しました(笑)。想像以上にちゃんとした式典で、「あれ、大丈夫かな、私」と思いながら参加しました。除幕のための紅白のひもを引くという体験も、人生で一度あるかないかだと思うので、とても貴重な経験をさせていただきました。
中村 市長さんをはじめ、来賓の皆さんも「ロコさんかわいいね」と言ってくださったり、プロデューサーさんたちのことを「素敵だね」と言ってくださったりして、すごく楽しく式典を終えることができました。
中村 アイドルマスターは在籍するアイドルの数が多いので、コラボも5人、6人と複数で行うことが多いんです。でも、今回はロコひとり。私自身も、アイドルマスターのイベントで、一人で登壇してお話しするのは初めてでした。プロデューサーさんたちも「ロコの晴れ舞台だ」と思って来てくださったと思いますし、本当にいいイベントになったと思います。
──ロコさん役のオーディションは、どのような経緯だったのでしょうか。
中村 事務所から「アイドルマスター」の新シリーズのオーディションがあると聞いて、この役を受けてくださいと言われて参加しました。当日は、いくつかオーディション対象のアイドルがいたのですが、その中にロコはいなかったんです。現場でオーディションを受けた後、「この役もやってみない?」と言われて渡されたのがロコでした。それがロコとの最初の出会いですね。
──中村さんにとってロコさんはどんな存在ですか。
中村 ロコ役のオーディションに合格した当時は、ロコというアイドルへの理解もまだ浅くて、正直「謎の人物だな」と思っていました。ロコ語も話しますし、アートに打ち込んでいるので、「アイドルをやりたいんじゃないの?」「どういうことなんだろう?」という印象でした。
中村 当時の私は声優としてもまだ経験が浅かったんです。一方でロコは作中でもたくさんの仕事をこなしているアイドルだったので、どこかロコの方が先輩のような感覚もありました。
中村 でも、一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、ロコへの理解も深まり、ライバルのように刺激を受ける存在になっていきました。さらにプロデューサーさんたちとロコ役として関わることが増えていく中で、戦友であり、友達であり、仲間のような存在になりました。ロコは私よりずっと年下なので、かわいい子どものようにも感じます。愛玩動物みたいな感覚もありますね(笑)。私にとってはそんな存在です。
──ロコさんを演じる上で大切にしていること、気をつけていることはありますか。
中村 まずは特徴的なロコ語ですね。彼女が何を言いたいのか。この横文字を直訳で理解すればいいのか、それともそこから意味を広げて解釈するべきなのか、いつも考えています。なぜロコがその言葉を選んだのかを理解しないと、セリフに気持ちが乗ってこないんです。だから台本をいただくたびに調べています。
中村 実はロコ役に受かってから電子辞書を買いました(笑)。インターネットで出てくる情報と辞書で調べる言葉ではニュアンスが違うこともありますし、英和辞典などで調べることで見えてくる意味もありますから。
中村 また、「アイドルマスター ミリオンライブ!」は今年で13周年を迎えましたが、ロコはずっと15歳なんです。私は年齢も経験も重ねていきますが、ロコは15歳のまま。大人の考え方もできるようでいて、まだ子どもでもある。そういう揺らぎのある年齢です。その等身大の15歳らしさを忘れないようにしています。
中村 それから、プロデューサーさんたちがロコのどんなところを好きになり、どんなところを支えてあげたいと思うのか。そういうポイントも意識しながら演じるようにしています。
──中村さんが思う、ロコさんらしさとはどんなところですか。
中村 自分がやりたいと思ったことに、とにかくまっすぐなところですね。ゲームのシナリオでも、ライブやダンスレッスンがあると言われても、「ロコは今アートをやっているので」と言ったりするんです(笑)。
中村 もちろんダンスや歌も大事なんですが、ロコがやりたいのは、アイドルというものを通じてアートを表現することなんですよね。演出もそうですし、舞台セットを作ることもありますし、小道具を手掛けることもあります。それらを全部含めて、ロコは「ロコナイズ」と呼んでいるんです。その世界を作り上げるために、一つのことへぐっと集中できる力はロコらしさだと思います。
中村 それからもうひとつ、ロコには「なんとかしてあげたい」と思わせる魅力があるんですよね。アートに向かってまっすぐ進みすぎてしまうので、プロデューサーさんが「こっちだよ」と少し軌道修正してあげる必要がある(笑)。そういう等身大の15歳らしさや、プロデューサーさんが隣にいる意味を感じさせてくれるところも、ロコらしさだと思います。
ロコロコロコ? まちだとの不思議な縁
地域とコンテンツをつなぐ「ふたマス」
──今回、まちだの担当アイドルとしてロコさんが選ばれました。ロコさんとまちだの共通点はあると思いますか。
中村 まちだは本当にアートがあふれているまちだなと思いました。駅を降りるとオブジェがありますし、美術館をはじめ、さまざまな文化施設があるのが印象的でした。
中村 それから、ロコって学校でもずっとアートと向き合っているので、学校に友達があまりいない子なんです(笑)。本人は「鳩が友達」と言っているんですよ。公園でスケッチをしたり、いろいろなものからインスピレーションを受けたりする子なので、公園がたくさんあるまちだの環境はすごく似合うと思いました。ロコがここにいたら、きっとたくさん刺激を受けるだろうなと感じましたし、いいプロモーションにもなると思いました。
中村 あと、プロデューサーさんたちから聞いたのですが、「町田」という漢字の中にはロコの「ロ」と「コ」に見える部分がたくさんある(笑)。「ロコロコロコロコっていっぱいある!」なんて話をしていたんです。そういうご縁も感じますよね。日本中を探しても、こんなにロコで構成されているように見える市の名前はなかなかないんじゃないかなと思います(笑)。
──ロコさんが町田市をロコ語で表現するとしたら、どんな言葉になりますか。
中村 「フラワーもアートもファッションもカルチャーも自然も感じられるベッドタウン」です。ロコのインスピレーションも刺激されました。ロコアートもはかどりそうです。
──ロコさんがまちだのまちを歩いたら、どんなものからインスピレーションを受けそうでしょうか。
中村 アートもそうですし、街並みそのものや、そこを歩いている人たちからも刺激を受けると思います。初めてまちだに来て感じたのですが、駅前には若い方もたくさんいましたし、ベビーカーを押しているご家族の姿もありました。ファッションも含めて、その土地ごとの空気感ってあると思うんです。ロコはきっと、そういうまちだの情景からインスピレーションを受けると思います。そこからどんな作品を作るのか、どんな場所でアートを描くのかを考えるんじゃないでしょうか。
中村 私自身、駅前のペデストリアンデッキも印象的でした。郊外とも都心とも少し違う、まちだならではの景色がありますよね。駅を降りた時に高いビルがぎゅっと集まっていて、「ああ、これがまちだなんだな」と感じました。それでいて、少し歩けば大きな公園や広場がある。駅から5分、10分の場所にあれだけ自然があるというのは、なかなかないことだと思います。そういうところにもロコは魅力を感じると思います。
──「ふたマス」のように、アイドルと実際のまちがつながる企画の魅力はどんなところにあると思いますか。
中村 初めてその土地を訪れる人が増えることだと思います。プロデューサーさんの中には、「ふたマス」を追いかけて地方まで行ったという方もいらっしゃいました。アイドルをきっかけに、これまで行ったことのなかった場所へ足を運ぶようになる。それはとても素敵なことだと思います。
中村 一方で、その土地に住んでいる人にとっては、自分がいつも見ている景色の中に好きなアイドルが現れるわけですよね。見慣れた風景の中に好きなものがあるというのは、とても特別な体験だと思います。初めて訪れる人も、地元の人も、それぞれの楽しみ方ができる。そう考えると、このコラボには大きな意味があると思います。
──今回の企画を通じて、どんな広がりが生まれたらうれしいですか。
中村 まずは、まちだを初めて訪れる方にたくさん楽しんでいただきたいですね。それと同時に、地元の方にも改めて地域の魅力を発見するきっかけになればと思います。例えば、今回の企画では国際版画美術館にもマンホールのレプリカが展示されています(※レプリカの展示は取材時のもので、現在は終了しています)。まちだにお住まいのプロデューサーさんの中にも、これをきっかけに初めて足を運ぶ方がいるかもしれません。こういう企画をきっかけに訪れてみたり、子どもの頃の遠足以来久しぶりに足を運んでみたり。大人になってから改めて楽しさを発見することもあると思うんです。そういう新しい発見につながったらうれしいですね。
25周年も、30周年も見えている
光る杖になるまで
──『アイドルマスター』シリーズは20周年という節目を迎えました。改めてロコさんへの思いを聞かせてください。
中村 アイドルマスター20周年というのは、本当に大きな節目だと思います。その中でミリオンライブ!は気が付けば13年が経ちました。干支が一周したのかと思うと、本当に感慨深いです。昔から応援してくださっているプロデューサーさんたちも、きっとライフステージが変わっていると思うんです。その変化を、いつもアイドルたちがそばで見守ってきた。時にはアイドルがプロデューサーさんを励まし、時にはプロデューサーさんがアイドルを支えながら歩んできた時間があったと思います。その中でロコを通じて私を知ってくださった方もいるかもしれません。そんな愛あふれるコンテンツに関われていることを、本当にありがたく思っています。
中村 ここまで続いたなら、25周年も、30周年も、40周年も見えている気がします。今日もプロデューサーさんたちがコンサートライトを振ってくださっていましたが、「いつか光る杖になるまで応援する」と言ってくださる方もいるんですよ(笑)。本当に末永く、『アイドルマスター』シリーズをよろしくお願いします。
──これからまちだを訪れるプロデューサーの皆さんへメッセージをお願いします。
中村 ロコの晴れ舞台にまちだを選んでいただけたことを、本当にうれしく思っています。しかも駅からすぐの、多くの方が行き交う場所に「ふたマス」を設置していただけることになり、本当にありがたく思っています。少し立ち寄ってロコに会いに来るのもいいですし、今後予定されているコラボ企画とあわせて、一日ゆっくりまちだを楽しんでいただくのも素敵だと思います。「ふたマス」を通じて、ロコを通じて、一瞬でも、一日でも、お泊まりでも(笑)、まちだを楽しんでいただけたらうれしいです。
──最後に、まちだのキャッチフレーズ「いいことふくらむまちだ」に言葉を添えるとしたら。
中村 「アイと愛。出会い、支え、いいことふくらむまちだ」です。アイドルマスターの「アイ」と、人と人との「愛」。たくさんの出会いと支え合いの中で、いいことがふくらんでいくまちだになったら素敵だなと思います。
THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.