「まちだで好きを続ける」|町田市シティプロモーションサイト

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SPECIAL

楽しさも苦しさも500%!
ピュアでポップでパンクなバンド。
町田のシーンには「まなつ」がいる。

更新日:2024.05.16

まなつの写真

まなつ

2015年、大学生だったいたやボーイさん(リーダー)は渋谷のライブハウスに出かけたそうです。その帰りに立ち寄ったラーメン店で、ふとした周囲の会話の中から、となりのとなりくらいの席に同じライブを観た大学生がいることを知りました。ロン毛、左利き、破れたジーパン…その佇まいを見て「こいつ、すごく弾けそう」と、その場でアリーさんをバンドに誘ったとのこと。そしてその2年後、SNSでドラムの募集を知ったほたてさんは「青春している感じ」に共感し応募。「メロコアの結構難しい曲も難なく叩けていた」(いたや)とその実力が認められ加入したそうです。町田をホームとするスリーピースバンド「まなつ」が誕生するまで、その音楽性、それぞれのプライベートなどをインタビューしてみました。 

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Ba.Vo. いたやボーイさん(右)
Gt.Cho. アリーさん(左)
Dr.Cho. ほたてさん(中央)

平仮名、3文字、響きで決定

――素敵なバンド名ですよね。どんな由来があるんですか?

いたやさん 「くるり」(90年代から活動する日本のロックバンド)が好きなんです。だからくるりみたいな名前がいいと思って。それから、平仮名が目に留まりやすいな、と。ちょうどいい3文字を探しているときに、僕がすごく好きなボーカリストさんを思い出しました。その方の名前が「まなつ」で、響きが気に入ってこの名前になりました。実は最初はめっちゃダサい名前でしたね。「決死の覚悟ズ」っていう。

アリーさん ダサいかな。僕はまだ今でもいいと思っているけど。

――バンドにもいろいろなタイプがありますが、まなつは「何系」でしょうか?

アリーさん ピュア・ポップ・パンクです!

いたやさん 一応ね、自分たちでジャンルを決めたくないんです。でも、自分たちのやりたい音楽を整理した時に、アリーが「まなつのジャンルはこれ!」っていうのを決めました。

アリーさん それぞれバラバラに、ピュアとポップとパンク。大切なので、太文字にしておいてください。

2024年1月17日リリース、最新作「アイラブユー」
まなつ - アイラブユー(Official Video)

まなつの写真
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――音楽歴、楽器歴を教えていただけますか?

いたやさん ギター(ベース)は高校卒業した頃からやっていました。

アリーさん 実は僕はいたやと会うまで「0」でした。未経験です。それなのに雰囲気が「すごく弾けそう」ってだけでギター担当になりました。

いたやさん だって、ジーパンが破れていたんですよ(笑)。弾けそうだなって思っちゃいました。それに、左利きだったし。でも、蓋開けたらやったことなかった!見た目が弾けそうだから誘ってみたら……失敗しましたね(笑)。

ほたてさん 私は打楽器をずっとやってはいたんですが、ドラムはぼちぼち触るくらいで。まなつに加入してから、本格的に始めましたね。

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バラバラの趣味、ファッション

   

――「好きなアーティストは?」と聞かれたら?

いたやさん 難しい。僕はやっぱ、フラワーカンパニーズ。

ほたてさん 出囃子にするくらい好きだよね。

いたやさん それから、ザ50回転ズ。サザンオールスターズも好きです。

アリーさん 僕は、結構パンクロック好きなんで、Green Dayとか。洋楽もよく聴きます。

ほたてさん もともとはゆずとか嵐が好きだったんですけど、今は、ボイガル(THE BOYS&GIRLS)とか(この日着ているTシャツを指さしながら)    

――音楽の趣味は全然違うんですね。    

いたやさん 本当にバラバラです。それはそれで良いのですが大変なのは、遠方までライブに行く時。車で音楽を流すのですが、運転手が流していいルールになっていて、あまりにも趣味が合わないので、かけている人しかテンションが上がらないですね…。そんなことで、そんなに車は使わないんです。普通に喧嘩になるので(笑)

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――とてもおしゃれな3人ですが、ファッションのこだわりを教えてください。    

ほたてさん ライブの衣装についてですが、私はいつもライブ会場のトイレの綺麗さを覚えるようにしています。それで、ちょっとアレなときはスカートにしたり、すぐに着替えられるかどうかでライブ前の服装は決めています。ここ(SDR)はズボンでも大丈夫です(笑)。あと、それぞれのイメージカラーが一応あるので、それに合わせた衣装だったりします(いたやさん=赤、アリーさん=青、ほたてさん=黄)

アリーさん 服はチャイナ風が好きです。ヘアスタイルは美容院で海外の女性アーティストの写真を見せて、切ってもらっています。昔はもっと長くて胸の下まであったんですが、シャワーの後に髪を乾かさなかったせいで、毛量が減ってきたので少し短くしました(笑)。

いたやさん 今日もそうなんですけど、友達のバンドのTシャツとか着ます。「今夜はあいつらライブやっているな」とか考えて選びますね。願掛けというか。あと着るのはだいたい古着です。町田に好きな古着屋さんがいくつかあって、そこでよく買います。好きなところの店名が……読めないんですよ!※TREDICI(トレディーチ)さんでした

アリーさん こいつ、英語ダメなんですよ。

この街で演奏する(やる)理由

――では、そもそもどうして町田をベースに活動をされているのですか?

いたやさん 単純に集まりやすかったからですね。当時の住まいから。僕らがそれぞれ、横浜線と小田急線を使っていて、ちょうど中間が町田でした。それともう一つ大きい理由が、SDRをベースに活動している先輩の「忘れてモーテルズ」(2009年から町田で活動するロックバンド)がめちゃくちゃかっこ良かったから。真っ赤なスーツのおじ……

アリーさん お兄さん!

いたやさん お兄さんたちなんですけど。その人たちのライブがきっかけで、ここでバンドやろうって思いました。その先輩と2組でライブしたこともありますが、ボコボコにされました。かっこよすぎました。先輩がここでライブやってなかったら、他のライブハウスを拠点にした可能性もあります。

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――3人とも出身地は町田でないですが、今は町田で暮らしている(したことがある)そうで。それぞれ町田の好きな場所など教えていただけますか?    

アリーさん 俺はマジでスーパー三和しかない。住んでいた場所と近かったので、よく行ってました

いたやさん そうですね。一時期、僕らは一緒に住んでいたんですが、あまり外食に行くっていう感覚がなくて。買い出しに三和へ行っていました。思い出があるのは、横浜線のヨドバシカメラ側の河川敷のちょっと座れるスペース。そこでよく仲間としゃべっていました。あと、仲間としゃべったと言えばディスクユニオン。店の前の階段で。あの場所は友達のバンドが歌詞にしているくらい、つながりができる所でした。俺もそこでいろんな先輩と仲良くなって覚えてもらったり、みたいな時期がちょっとありました。

アリーさん デニーズにはよく行っていました。よく注文していたのは、バンドマンらしく(笑)、ドリンクバーとポテトフライのみ(笑)。あと「ボタンとリボン」も好きだった。商店街のクレープ屋の隣の三角形のビルの2階にある雑貨屋です。そこで、服とか、いろいろ買い物しました。店長の女性の方が優しくて、CDいっぱい貸してもらいましたね。で、「これ見て。上手になるよ」って渡されたのが、すかんちのROLLYさんのギター教則DVDでした。

いたやさん あ!それ、見ていたな。

アリーさん そう、ROLLYさんがギター教える、ちょっとコメディチックなDVDでした。あれでギターを覚えました。

   

――町田への想いを聞かせてください。    

いたやさん 町田の良さって、まじ「地元最高」みたいな感じじゃないんですよね。ちょっと「飽き飽き」しているというか、「もういいよ」みたいになっているんですけど…。だけど、遠くにライブで行って2日3日離れて、町田に帰ってきて、駅前の大通りを見ると「帰ってきたな~、町田でいいな~」ってなります。ということで最終的にめっちゃ好きなんです。なんか一回遠回りするんですよ、僕の中での町田って。

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寄り添う音楽 ロック好きに届けたい

――では最後にまなつの音楽を通じて届けたい思いは何ですか?

いたやさん 元気になってほしいです。ただ一応、元気にはなってほしいんですけど、僕は結構暗い曲も好きなんです。ライブハウスに救いを求めに来る人も多分いると思うんですけど、そういう人って、体でいえば骨折しているのと同じだと思っていて。足が折れていれば、休みの日は足を休めて寝るじゃないですか。同じようにライブハウスに来て、楽しまなくて別にもいいんです。無理に楽しむのって、折れた足で歩く行為と一緒なので。だから「今日めっちゃ嫌なことあった」とか超悲しい気持ちの人がライブハウスに来ることによって、やっと涙が出たりとか、本当の気持ちが何か分かったり。そういうマイナスの感情でもちゃんと寄り添ってあげられたらなって、ずっと思っているので。ただただ元気の出る音楽だけではないですね。

アリーさん 俺は、ロックバンドしたいと思ってバンド始めているんで。ロックを求めている方とか「なんかちょっと物足りない」みたいなフラストレーションのある方が、俺らを見つけてもらえたら嬉しいなって思っています。

ほたてさん まなつに出会った時に一番「いいな」って惹かれたのが、この歳になっても自由に青春とか、好きなことをしている姿でした。すごい魅力を感じました。それは今でも一番大切にしていることで、青春って楽しいとかばっかりじゃなくて、苦しくてもいいんです。 それも青春です。活動にあたってはいつも楽しさも苦しさも500%の気持ちです。どんなタイミングで皆さんに出会えるかわからないんですけど、そのタイミングでまなつの良さが伝われればいいなと思って活動しています。

いたやさん ゼルビアが頑張ったからJ1に昇格したように、まなつや町田の友達が頑張って、売れたらいいですね。町田には眠っているロック好きのおじさんとか、若い人とかめちゃくちゃいると思うので、もっとライブハウスに顔を出してもらって、町田のバンドシーンが盛り上がってほしいですね。

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――今後の活動、目標などを教えてください。

いたやさん となりの八王子の音楽シーンってバンドもライブハウスも盛んで、音楽をやる土壌が出来上がっている。どんどん次から次へと、マキシマム ザ ホルモンなど八王子の先輩バンドに憧れた若手が入ってくるんです。町田も同じように絶対できると僕は思っているので、頑張りたいです。

ほたてさん  武道館!

アリーさん  世界ツアー!

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まなつプロフィール
2015年9月、町田にて、いたやボーイとアリーの2人で始動。2017年6月15日、 ほたて加入(まなつ記念日)。9月7日 、新宿JAMにて3人で初ライブ。12月3日、1stフルアルバム 「ファンファーレがきこえる」発売。2021年1月30日、下北沢SHELTERにて、初ワンマンライブ開催。最新作は2024年1月17日リリースの「アイラブユー」。「東京町田!僕らが"PURE POP PUNK"バンド!」。勢いつけて爆進中ー!!
https://manatsu.jimdofree.com/
まなつライブ情報
2024年5月31日(金)@下北沢MOSAiC
まなつDigital Single「アイラブユー」リリースイベント『ビューティフルドリーマー2024』

出演
・まなつ
・OCEANS
・ザ ステアーズ
・MOCKEN

OPEN 18:30/START 19:00
ADV.¥2400 /DOOR.¥2900(D別)

2024年7月@町田SDR
※町田SDR19周年イベントとして主催ライブを開催予定
撮影:袴田和彦
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