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Ole! PESCADOLA!

選手とふれあいながら
楽しくフットサルを習おう!

更新日:2025.07.24

ASVペスカドーラ町田 フットサルスクール南町田校

ASVペスカドーラ町田には、町田市内で3ヶ所、近隣の市に3ヶ所フットサルスクールがあり、3歳幼児から小学校6年生までを対象に、現役で活躍している選手がコーチをしています。南町田校にお邪魔してコーチの皆さんにお話を伺いました。

ASVペスカドーラ町田
フットサルスクール南町田校 コーチ
雲切啓太選手 (左)
2002年生まれ 東京都町田市出身。年代別からFリーグまで複数のカテゴリーがあるASVペスカドーラ町田のトップチーム所属。ペスカドーラ町田U-15からU-20日本代表にも選出された生え抜き選手。A S Vペスカドーラ町田スクール町田校出身。

金澤陸生(りく)選手 (右)
2004年生まれ。千葉県柏市出身。ASVペスカドーラ町田の下部組織アスピランチ所属。2024年シーズンからバルドラール浦安セグンドから移籍。

ASVペスカドーラ町田が掲げる
スクールの特徴とは? 

体を動かす習い事は人気ですが、ASVペスカドーラ町田が運営している、フットサルスクールはどのようなことを大切にしているスクールなのでしょうか。まずはASVペスカドーラ町田U -12Bの監督でもあり、コーチも務める日根野谷(ひねのや)建さんにお伺いしました。

「一番は来てくれる子どもたちに楽しんでもらうことです。もちろん、先々の目標としては、トップチームで活躍する選手の育成もありますが、まずみんなが大人になっても、ペスカドーラを応援したいと考えてもらえるようなスクール、クラブ作りを目指しています。フットサルもチームも好きになってもらって、家族で応援をしたいと考えていただけるように、子どもたちだけでなく、保護者の方も見ていて楽しい内容を考えています」

幼児から4年生までは、ドリブルや基本技術の習得、5、6年生になると基本技術に加えて、戦術などが加わってくるそう。

「ボールを止める、蹴る、という基本技術と、ボールを奪われない柔軟性を持ったドリブルは、成長が著しい小学生のうちに習得してほしいなと思って、力を入れているポイントですね」と日根野谷さん。小さいときに身につけた技術は、大人になっても衰えることはないと言います。また、「子どもたちには、いつも挨拶は大事だよと伝えています」と雲切選手が話すように、仲間たちや大人も含め、コミュニケーションの基本として声かけを常にしているそうです。実際、取材班が訪れた時も、幼児クラスのみんなが大きな声で挨拶をしてくれました。

選手2人がコーチを務める
南町田校の様子をレポート

幼児クラスは、幼稚園や保育園が終わる午後に開催。子どもたちが来る前に、会場づくりなど準備を始める雲切啓太選手と、金澤陸生選手。手際よくボールに空気を入れたり、ビブスを整えたり、ゴールを運ぶなど子どもたちを迎える準備を進めていました。子どもたちを教えていることについて聞くと「楽しいし面白いですよ!」と即答してくれたふたり。「教え始めた時に苦労したのは、僕たちがプレイ中に普通に使う言葉、そのままだと子どもたちに伝わらないことでした。専門用語ではないのですが、フットサルの動きの中で使うような言葉です。例えば “今の抜けて”と言っても“何それ?”って子どもたちから声があがっちゃう。わかりやすく簡単に伝える、というところが最初は難しかったです。しかも、長く説明しすぎると、子どもたちがパニックになっちゃうので、いかに短く簡単に伝えるかっていうのが、すごく難しかったですね」と雲切選手。「幼児クラスだと、インサイドって言ってもわからないので、足の内側、外側、自分の体の場所を触りながら、ここだよって教えています。僕たちも小さい時、覚えてないですけど(笑)そうやって教わっていたかもしれないですよね」と金澤選手も続きます。

コーチをやっていて感じる嬉しい瞬間はどんなところにあるのでしょうか?「試合を見に来てもらえるところが一番嬉しいですね。特に南町田校や町田校に通ってくれている子どもたちは、僕たちのホームアリーナでもある町田市立総合体育館が近いので、知ってるスクール生がいっぱい来てくれて、名前呼んでくれたり、それこそユニフォームを買ってくれたり。そういう気持ちがすごく嬉しいですよね。みんなかわいいし、嬉しい」と雲切選手。「遠方の試合にも来てくれて、そこで名前呼んでくれたり、嬉しいですよね。励みになります。やっぱり子どもたちにもいいところを見せないとって、見られる責任が出るので、ちゃんとプレイしようって気も引き締まります」と金澤選手。

こうして現役選手もコーチを務めることで、子どもたちからの学びを大切にしているASVペスカドーラ町田。そんな良き循環がチーム力につながっているのかもしれません。スクールから大きく羽ばたく選手が次々に生まれるのではと楽しみです。

雲切選手、金澤選手のこれまでと
今後の目標などインタビュー

――お二人の出身地や経歴を教えてください。

金澤選手 僕は千葉県柏市です。前は千葉のバルドラール浦安セグンドに所属していたんですが、2024年シーズンからこちらに移籍してきて、今は町田に住んでいます。柏でも周りは田んぼばっかりのところに住んでいたので、町田って周りにいっぱい店あるし、栄えてるなーって印象です(笑)。

雲切選手 僕は町田市内出身です。ASVペスカドーラ町田のスクール1期生で入りました。そのころはサッカーも一緒にやっていて、中学はサッカーをやっていました。高校からフットサル1本です。小学校の時に、代々木第一体育館が満員のフットサルの試合を見に行ったんですよね。満員の試合で、それこそ森岡薫選手も出ていて、盛り上がりがすごかったですよ。よく見に行ってました。

――金澤選手のフットサルを始めたきっかけは?

金澤選手 初めてフットサルを見たのが小学校5年生ぐらい。神奈川県小田原市で見たんですけど、湘南ベルマーレフットサルクラブと、どこかの試合を初めて見て。バーモントカップっていう、U -12の全日本フットサル選手権大会も見にいったりして、面白そうだなと思ってそれがきっかけでフットサルを始めました。

――今はS N Sや動画クリエイターにサッカーやフットサルの配信をやっている人たちもいて、子どもたちにも人気ですよね?

雲切選手 僕らとはジャンルは違うけど、フットサルの普及になるし、知名度も上がるしいいなと思っています。子どもたちから動画クリエイターたちと対戦したことあるか、なんて聞かれたりしますよ(笑)。

金澤選手 それこそ今、僕らが戦っている関東フットサルリーグ*に、動画クリエイターのチームがいるので、その試合は他の試合の倍くらい人が入っています。

――今シーズンの意気込みをぜひお願いします!

雲切選手 優勝、って毎年言っていますけど、優勝したいですね。個人としては、もっと活躍して目立てるようにと思ってます。あと、日本代表に入りたいですね。

金澤選手 まだ育成組織にいるっていう立場なので、チームの結果もそうですけど、まずは早くトップチームに上がって、そしてなおかつトップチームで結果を残せるように成長していきたいなと思っています。

*ASVペスカドーラ町田が所属する、プロリーグであるFリーグとは別に、全国9つの地域リーグがある。その地域リーグの一つの関東フットサルリーグは2部制を採用しており、アスピランチは上位である1部リーグで戦っている。

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