再発見!わたしたちのまちだ。世代を超えて語り合った、まちだの魅力とは?第1回『まちだを楽しく語ろうトークイベント&ワークショップ』開催レポート
04 Dec 2025

冬の気配が深まる2025年12月1日、まちだを愛する人々が集い、その魅力を熱く語り合う「まちだを楽しく語ろうトークイベント&ワークショップ」が開催されました。会場は、世代を超えた参加者の「町田愛」で溢れ、終始和やかで活気のある雰囲気に包まれました。
当日の様子を、現地の熱気と共にお届けします。
第1部:トークイベント ゲストが語る、それぞれの町田ストーリー

まちだを楽しく語ろうトークイベント&ワークショップの幕開けは、まちだにゆかりの深いお二人、佐藤満春さんと長井優希乃さんによるトークイベントです。
お二人が語ったのは、生まれ育った小山田、野津田の話から、多感な高校生時代を過ごしたまちだの思い出。部活動や、立ち寄った古着屋、夢中になったプリクラなど、町田駅周辺の賑わいを背景にした青春時代の話に、会場の参加者も自身の思い出を重ねるように頷いていました。

また快進撃が続くFC町田ゼルビアについても、J1に上がるずっと前から応援してきたお二人の熱い想いが伝わりました。
佐藤さんが一度都会で暮らしたのちに、子育ての場所として再びまちだを選んだというエピソードには、都心へのアクセスの良さと、豊かな自然や落ち着いた住環境が両立するまちだが、ライフステージが変化してもなお「暮らしたいまち」として選ばれる魅力があることを再認識させられました。
トークの最後には、最近のお気に入りスポット(THE CAFE、GOHAN)も披露され、昔も今も変わらないまちだの魅力と、新しく生まれ続ける魅力の両面が語られ、第2部のワークショップへの期待感を高めてくれました。
第2部:ワークショップ「みんなで語ろう!まちだの魅力」- 溢れ出す町田愛

続く第2部では、参加者がグループに分かれて「まちだの魅力」を語り合うワークショップが行われました。
驚いたのは、参加者の多様性です。10代の学生から70代の方まで、まさに老若男女が一つのテーブルを囲みました。「世代が違いすぎて話が弾むだろうか?」という当初の少しの不安は、ワークショップが始まるとすぐに消え去りました。世代が違うからこそ、それぞれの視点から見た「まちだ」が語られ、話題は尽きることがありません。
各テーブルからは、楽しそうな笑い声と共に、付箋に書かれた「まちだの魅力」が次々と模造紙に貼られていきます。その様子は、まさに「町田愛」が可視化されていく瞬間でした。

ワークショップで特に多くの共感を集めていたのが、まちだの「ヒト」に関する魅力です。
「駅前の繁華街は都会的で人が多いけれど、一歩路地に入ったり、少し離れた地域に行ったりすると、ご近所さんが野菜をお裾分けしてくれるような温かいつながりがある」
他県から引っ越してきたという参加者からは、こんな驚きの声が聞かれました。
「町田は、東京なのに田舎よりも人の温かみを感じる瞬間がある。それは一番意外なギャップでした」
他にも、「自治会や町内会、地域のお祭りが盛んでコミュニティが活発」「FC町田ゼルビアの選手が普通に飲食店や美容室にいて、気さくに話をしてくれる」といったエピソードが飛び出し、まちだが人と人とのつながりを大切に育んできた街であることが浮き彫りになりました。
語り尽くせない「トコロ・モノ・コト」

もちろん、人以外の魅力も尽きません。昔ながらの風情が残る「仲見世商店街」、新しい賑わいを見せる「南町田グランベリーパーク」、四季折々の自然が美しい「薬師池公園」やゲストからも話が出ました「リス園」、そして家から見える「丘陵地の陰影」まで、新旧多様なスポットが挙げられました。
「モノ」では、「古着屋めぐり」は昔も今も若者カルチャーの象徴であり、「中野屋さんの大福」といった地元の名物も根強い人気です。また、各エリアごとに皆さんがおいしいお店をキラキラした笑顔で紹介し合う場面も。

「コト」として、「福祉が充実している」という声もあり、デフリンピックに出場した辻選手から手話を学んだ経験をきっかけに、現地まで応援に行ったという感動的な話も聞かれました。
「町田の人は町田から出ていかない」という付箋に多くの人が頷いていたのも、こうした多様な魅力が、暮らしを豊かにしているのかもしれません。
町田は「好き」を始められ、続けられる場所

あっという間に過ぎ去ったイベントの時間。参加者の皆さんの笑顔と尽きない会話に名残惜しさとともに心が温かくなりました。
都会的な利便性と、田舎のような人の温かさ。歴史ある文化と、新しい挑戦。多様な人々が交差し、それぞれの「好き」を追求できる土壌がある。今回のイベントを通じて、それこそがまちだの最大の魅力であり、「まちだで好きを続ける」ことができる理由なのだと、改めて確信しました。

参加者から生まれた無数の「町田愛」の種は、ここでは終わらず、第2回のワークショップに引き継がれ、まちだの未来を輝かせるものとなっていきます。
■今後のワークショップのお申込
以下のURLからお申し込みください。
▼2回目申込フォーム( 12月11日(木)18:00〜20:30)
https://ttzk.graffer.jp/city-machida/smart-apply/surveys-alias/workshop-2
▼3回目申込フォーム( 1月20日(火)18:00〜20:30)
https://ttzk.graffer.jp/city-machida/smart-apply/surveys-alias/workshop-3
▼4回目申込フォーム( 2月1日(日)9:30〜12:00)
https://ttzk.graffer.jp/city-machida/smart-apply/surveys-alias/workshop-4