「まちだで好きを続ける」|町田市シティプロモーションサイト

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まちだではたらく

いちばん身近な“まち”は町田です
市民じゃないのに(笑)!

更新日:2021.01.08

木村日向子

Profile 1996年生まれ。小学校から高校まで、町田市内の学校に通う。大学卒業後、幼稚園教諭として町田市内にある私立和光鶴川幼稚園に就職。本業のかたわら、小2から始めたタップダンスを続け、現在も舞台に出演するなど、タップダンサーとしても活躍中。

子どもたちいっしょに
心も体も動かす保育を
やっていきたい

幼稚園教諭になったきっかけは、高校の頃から「海外で子どもとかかわる仕事がしたい」という思いが漠然とあって、まず日本の大学で幼稚園教諭と教職の免許をとりました。といっても、当初、日本の幼稚園で働くことは、全く考えていなかったんです。「タップやりたい!」「海外行きたい!」「農業もやりたい!」…と、とにかくやりたいことがたくさんあって、なかなか絞り切れませんでした。
就職先は、日本にも海外にもこだわりはなかったのですが、海外で子どもとかかわる仕事に就くには、即戦力になるための経験が必要と感じ、日本で実績を積むことに決めました。大学卒業までに、幼稚園、保育園、発達支援センター、児童相談所など、いろいろな場所に実習に行きました。

自分の考えと合う場所で
働けるのが理想

今の職場である幼稚園は、実習に行っていたのですが、たまたま幼稚園教諭を募集していたんです。町田という場所にもなじみがあったし、幼稚園が大事にしていることが自分にもしっくりきたのが決め手でした。幼稚園は義務教育じゃない分、その時期をどう集団で過ごすか…ということがテーマの場所だと思うんです。大人になってみて感じるのは、「自分で考えて自分で決められないとツライな」ということ。なにか課題があると「こんな感じでいいよね」と要領よくまとめる人も多いですが、子どもたちには自分の気持ちを大切に、自分の頭で考えられるようになってほしいので、そういうことを大事にしている方針に惹かれたんです。就職してからずっと担任を持たせてもらって、毎日忙しいですが、子どもたちと楽しくやっています。

  • 子どもの小さいこだわりを見つけるのが楽しい。フラミンゴの足輪をちゃんと描いてるんですよ!

  • 生徒にもらった私の似顔絵。いつも筆箱に入れてます。

幼い頃から続けている趣味
タップダンス

幼稚園教諭のほかにタップダンサーとして約2ヶ月に1回、舞台に立っていて、平日は仕事、週末は稽古の日々です。タップダンスは難しそうに思われるのですが、歩くだけで音がでますよね、それこそがもうタップなんです。誰でも気軽に始められる一方で、やっていくとけっこうマニアックな世界なので、オタク気質の人が多いです。
タップを習い始めたのは、小学校2年生のときでした。初めは、タップをしていた母に付き合って、弟といっしょにスタジオにいるだけであまり興味もなくて、レッスン中、ずっとホワイトボードにお絵描きしていたり、気分が乗らないと勝手に途中で帰ったり。高学年になって、その魅力に目覚めて真面目にレッスンを始めました。

  • 愛用のタップシューズ。爪先とかかとについた金属製のチップで、床を踏み音を鳴らします。

町田でなんでもそろうし
気負わず出かけられる!

実家はお隣の相模原市なのですが、タップダンスのスタジオは町田だったので、レッスン後は毎回、母が仲見世商店街で大判焼を買ってくれたのをよく覚えています。種類がたくさんあってどれもおいしかったですね。仲見世にある豆腐屋さんでおからを取り置きして、レッスン後にもらって帰ったりもしました。東急ツインズができたばかりの頃、原町田大通りで開催されたイベントの野外ステージで踊ったのは今でも鮮明な思い出です。
中学・高校の頃、友達との待ち合わせは、いつも決まって小田急線町田駅の花屋前でした。町田はアクセスがよくて、相模原、橋本、新百合ヶ丘などいろいろな場所に住んでいる友達とも合流しやすいんです。おいしいお店も多いですし、今も居酒屋にはよく行きます。
町田は、流行りのお店がくるのも早いかも?! タピオカブームの頃も出店ラッシュもすごかったイメージです。町田で流行ものをいろいろ試してから、気に入ったら都心の本店にも行ってみるか、ぐらいの感じ。わざわざ気合を入れて都心に出なくても、物やお店がそろっているので、気軽に行けるところが町田っていいなと思います。

Photo:黒澤俊宏 取材:志方 史
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