「まちだで好きを続ける」|町田市シティプロモーションサイト

「まちだで好きを続ける」|町田市シティプロモーションサイト

まちだではたらく

町田の入り乱れてる感じが好き
きれいなところもあれば、
昔ながらの通りが残ってたりする

更新日:2021.01.08

鹿野伶奈

Profile 1999年生まれ。町田市忠生出身。桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修に在学。高校生の頃からTwitterに投稿していたイラストが、雑貨ショップの目に留まり、イラストを提供。

場所にとらわれることなく
自分のやりたいことを
やっていきたい

小学校6年生で引っ越すまでは、町田市に住んでいました。町田市内の大学に進学することになって、また町田界隈に3年前に引っ越してきました。町田によく行くようになって、小学生のときに見ていた10年くらい前の景色と変わらないところもたくさん残っていたし、開発が進んできれいになったところもあるなあと感じました。そういうどっちもあるのが、町田のまちの好きなところです。

イラストレーター
mobunomalとしての活動

小さい頃からイラストを描くのが好きで、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのカバーイラストで有名な中村佑介さんの作品にすごく影響を受けて、自分でも描き始めるようになりました。他に好きなものは、作家の森見登美彦さん。『四畳半神話体系』『夜は短し歩けよ乙女』『ペンギン・ハイウェイ』など、映像化されたものは欠かさず見ています。
自分で描き始めてからふと思いついて、高校2年のときにmobunormalとして、Twitterにイラストをアップし始めました。それからはSNS上での友達も多くできましたし、雑貨のイラスト提供の仕事もSNSがきっかけです。最近はMVのためにイラストを提供してほしいと連絡が来たりしましたが、それもすベてSNS上でのやりとりです。

将来の夢は、美術系の進学を
希望する子たちのバックアップ

大学はアート系のサークルにも入っているし、知り合いはもちろんいますが、ネット上でのやりとりだけで仕事が完結するし、どこに住んでいるかはあまり関係がないなと思っています。今、大学3年生で将来を考える年になって考えているのは、イラストをやっていきながらそのキャリアにプラスになるような就職先があるといいなということ。あまり都心に行って働く、とはイメージができないので、町田あたりにいながら仕事ができたらなって思っています。
ゆくゆくは、美術系の学校を目指しながらも家庭の事情で進学が難しい子たちをフォローするようなNPOを作るのが夢なんです。自分が経験して分かったのですが、美術系に進もうとすると、塾にも、入学してからもとてもお金がかかるので、絵や物づくりが好きでも家庭の事情で諦める人を結構見てきました。私はたまたま諦めずに、その道を進めたことに感謝していて、そういう子たちのための仕組みが作れたらいいなって思っています。

  • 町田駅周辺にも店舗がある「サンキューマート」。そこに鹿野さんが描いたイラストの雑貨がある。スマホケース、ポーチ、ステッカーが人気。

Photo:伊藤彰浩(Coil Edit)
SHARE