打ち上げ花火もある一大イベント!
桜美林大学町田キャンパスの学園祭について
実行委員のみなさんに聞きました
更新日:2024.10.10
桜美林大学
桜李祭実行委員
大学や専門学校が多く、学生さんの多いまちとして知られている町田。桜美林大学もそのひとつで、町田キャンパスでは2024年10月26日(土)・27日(日)の2日間にわたり、第58回学園祭が開催されます。今年から名称が「桜李祭」に変わり、さらなるパワーアップが期待される町田キャンパスの学園祭。今年はどんなお楽しみが待っているのでしょうか。桜李祭実行委員の委員長・鈴木莉恩さんと副委員長・八木澤敬大さんお二人に、桜李祭の目玉企画や、学生さん目線で見た町田についてお話を伺いました。
出店数は50以上!
桜李祭ならではのお楽しみが盛りだくさん
── 今年の学園祭のテーマを教えてください!
八木澤さん(以下、敬称略) 「目玉はおもに2つあります。ひとつめは豪華な有名ゲストをお招きしている点です。26日(土)は声優の梶裕貴さん、27日(日)はロックバンドのオレンジスパイニクラブと、お笑い芸人のマシンガンズ、アイデンティティ、ロングアイランドのみなさんが町田キャンパスに登場します。 ふたつめは、町田キャンパスの特色ともいえる『チャレンジ企画』です。お客さん自身にチャレンジしてもらうことをモットーに、工作教室やおばけ屋敷などさまざまな企画を用意しているので、どんなお客さんが来ても、ひとつは楽しめるものが見つかると思います。ぜひご期待ください!」
── 今年で58回目を迎える歴史ある学園祭ですが、学生さんに人気のあるイベントや企画はありますか?
鈴木さん(以下、敬称略) 「出店数は50以上で、規模としては大きいと思います。食べ物の出店はやっぱり学生が喜ぶものなので、みんな楽しみにしていますね」
八木澤 「昨年はスキューバダイビングのサークルが出した、『海鮮焼きそば』が人気でした。塩焼きそばなんですけど、すごくおいしくて、シーフードがゴロゴロ入ってました」
鈴木 「定番の出店として、農家さんとご縁があるOB・OGの方々が後援会として一緒に出している野菜のブースも人気です。伝統的な取り組みでもあり、即売会も開催しているため、地域のみなさんがスーパーに立ち寄る感覚で来てくださいます」
八木澤 「僕らは利点としてとらえていますが、桜美林大学の特徴のひとつは、キャンパスに『門』と呼べる入口がないことです。つまり、どこからでもキャンパスに入れるんですよね。自由に入れる入口がたくさんあり、いろいろな入口に出店できるのは、大学の大きな強みです。どこから見て回っても楽しめますし、最後にどこに立ち寄ってもおもしろいはず。散歩がてらにのぞいてもらうのも、すごくいいと思います」
── 実行委員のみなさんは、普段どんな活動をされているのですか。
鈴木 「桜李祭実行委員会は学内最大の組織で、述べ320名が活動しています。組織は『チャレンジ企画局』『ゲスト企画局』『総務局』『編集広報局』『財務局』の5つに分かれていて、それぞれの役割に応じた日常業務を行っています。たとえば、『チャレンジ企画局』と『ゲスト企画局』では、ゲストさんと連絡を取り合ったり、自分たちの企画の準備を進めたりします。今年の例としては、工作の企画があるので、桜李祭に遊びに来てねという宣伝もかねて、地域の児童館や幼稚園を訪問し、子どもたちに桜李祭当日に行う工作を楽しんでもらいました」
── 実行委員会の活動を通して、学生さん同士の交流や連帯感は深まりましたか。
鈴木 「深まりますね。実行委員が320人もいると、どの授業をとっても、誰かしら教室にいるので、絶対にひとりにならないのが強みです(笑)」
町田は、穴場スポットを探すのに
ぴったりのまち
── 大学生のみなさんにとって、町田はどんなまちでしょうか?
鈴木 「もともと友だちが町田に住んでいたので、高校生の頃からよく遊びに来てました。でも、大学生になってからのほうが断然、町田で遊ぶ機会が増えましたね。買い物に行くのも町田だし、飲み会も町田。映画を観るときだけはグランベリーパークまで行きますが、それ以外は町田駅周辺で何でも揃うので、ほとんどのことが町田でできます」
八木澤 「僕は高校時代、町田出身の友だちが多かったので、当時から毎日のように町田で遊んでいました。カラオケやラウンドワンにもよく行きましたし。町田でおもしろいのは、穴場が多いこと。町田駅からちょっと離れたところには、いかついおっちゃんが切り盛りしている中華料理店なんかもあって、穴場スポットを探すのが楽しいんですよ。知る人ぞ知る場所を見つけるには、ぴったりのまちだと思います」
── ぜひ町田でお気に入りのスポットを教えてください!
鈴木 「桜美林の近くにある、『からあげ処 長寿』がお気に入りです。桜李祭にも出店してもらっているんですけど、とにかく安くて、ものすごい量の唐揚げを出してくれるんです。SNSでは必ず日替わりのソースを発信していて、新しいソースが出たら絶対に食べに行くぞ!と、全部コンプリートを目指しています(笑)。飲食店ではここが一番のおすすめですね」
八木澤 「僕は2軒あって、バイトの給料が入ったときに行くのが、JR町田駅のターミナル口から近い、焼き鳥屋さんの『おちょぼ串』です。もう1軒は、小田急町田駅の近くにある『カフェカツオ』。友だちともよく行きますし、気になる女性がいたら絶対に連れて行きます!」
鈴木 「多摩境のほうに目の前が開けた崖のようなところがあり、そこから眺める夜景がめちゃきれいです。 ただ、アクセスがあまりよくないので、車かバイクがないと行くのが大変ですけど。僕はよくそこに行き、1時間くらいぼーっと夜景を眺めてリフレッシュしたあと、また桜李祭の作業に取り組んでいます。もうひとつ、サッカー観戦しながら、知らない人と盛り上がれるのは、小田急町田駅近くの『HUB町田店』。試合ごとに全然ノリが違います」
地域のお祭りやイベントにも
スタッフや運営として参加しています
── 他のまちにない、町田のいいところってどんなところだと思いますか?
鈴木 「たとえば、趣味ごとに区画が分かれている新宿とは違って、町田にはいろいろなものがコンパクトにぎゅっと詰まっているのが特徴です。歩き回らなくても多くの楽しみを得られるし、同じ雑居ビルの中にまったく知らない世界が広がっていて、一緒に楽しむこともできる。それをきっかけに今まで興味のなかったものに目が向くことがあるので、視野を広げる意味でも、町田はとてもいい場所だと思います」
八木澤 「町田市民の友だちが多いのもありますが、学祭の活動をしていても、地域愛が強くて、自分の地元に誇りを持っている人が多いのがいいところだと思います。都心では、あまり地域愛を感じられないため、個人的にはとてもうらやましいですし、楽しそうだなと感じています」
── 町田市のロゴマーク「いいことふくらむまちだ」の前に言葉を入れるとしたら、どんな言葉を入れたいですか。
鈴木 「『渉外活動で、いいことふくらむまちだ』です。僕たちは、地域のお祭りやイベントにスタッフとして参加して、一緒に運営を行う活動を『渉外』と呼んでいます。渉外活動からは、地域の方々や地域の企業さんとの交流が生まれます。そこで出会った人たちを桜李祭にお呼びして、さらに規模を大きくしていくことができるので、渉外活動は僕らの活動の基礎となっている部分です」
── たとえば、どのような渉外活動をしているのか教えてください。
鈴木 「町田市での渉外活動の中で一番大きいのは、『境川クリーンアップ作戦』です。これに関しては桜李祭実行委員会としてではなく、大学全体で行っている活動ですが、境川の上流から途中まで、地域のみなさんと一緒に川に入って清掃を行っています。また、町田駅近くの祥雲寺では年に3回ほど寺フェスが行われていて、桜李祭実行委員会では年に2回ほど、運営のお手伝いをしています。山崎団地の団地キャラバンもお手伝いとして参加しています」
── 桜美林大学のいいところは、どんなところでしょう。
鈴木 「キャンパスにはいろいろな国の人たちがいて、多言語で交流しているところです。僕は外国語を話せませんが、しゃべれる友だちは会話の中で新しい言語を覚えたり、密な交流をしています。勉強面では就職活動に強いこと。学業以外だと、明々館という建物の7階・8階にあるラウンジから眺める景色が最高です」
八木澤 「珍しい学部が多いことですね。僕たちの大学は『学部』ではなく、『学群』と呼んでいて、学部よりも広い分野をカバーしています。その中からさらに多くの選択肢があり、学生も多様です。他の大学では校舎が分かれていることが多いですが、桜美林はそうではないので、いろいろな分野の学生と話をしたり、触れ合えるのがいいところだと思います」
── それでは最後に、桜李祭に向けて、ひと言お願いします。
八木澤 「桜李祭のフィナーレには、町田市ではめずらしい打ち上げ花火が上がります。27日20時からの予定です。ぜひ見に来てください!」
鈴木 「打ち上げ花火もそうですが、地域のみなさんにご協力いただいている部分が多いので、地域のみなさんに楽しんでいただけたらと思っています。桜美林に進学を考えている中・高校生のみなさんも、ぜひ遊びに来てください!」
Information
桜美林大学 第58回 町田キャンパス 桜李祭
2024年10月26日(土)・27日(日)10:00〜18:00
*27日は20:00より、花火の打ち上げを行います(荒天延期)
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