“新しい旅”の情報を発信するメディア「ことりっぷ」が主催するトークイベントの第三弾が 12月10日にゲストの絵本作家　竹上妙さんを迎え行われました。

 

 

・トークイベント第三弾が開催

町田市×ことりっぷトークイベント「アートが生まれる街・町田」が、町田市立国際版画美術館で開催されました。
ゲストに絵本作家　竹上妙さん、町田市立国際版画美術館学芸員　町村悠香さん、ビーアット社長・ビームス執行役員　土井地博さんが登壇。竹上さんの作品の制作秘話や、制作場所に町田を選んだ理由など、芸術制作に適した町田の魅力が語られました。イベント参加者には、町田市立国際版画美術館にある「喫茶けやき」のコーヒー・紅茶と町田市名産品のスイーツがふるまわれ、温かい飲み物を飲みながらゆったりとした空間でのトークイベントとなりました。

 

 

冒頭、町村さんから町田市立版画美術館の成り立ちや展示物について語られ、土井地さんからは立地や景観の良さについて語られトークイベントは始まりました。竹上さんの制作風景動画を見ながら「彫り進め版画」と呼ばれる竹上さんの版画技法が紹介され、「めくる瞬間が楽しい」という竹上さんが感じる版画の魅力が語られました。
また、竹上さんの著作である絵本「だんだん　だんだん」が町田の中にある自然が、“だんだんと変わっていく”情景をインスピレーションに作られたという制作秘話が話されると、土井地さんからは、島根県出雲地方で『ありがとう』という意味で使われる「だんだん」という言葉の持つ不思議な力について語られ、作品と芸術に深い理解を感じる時間となりました。

 

 

・アートが生まれる街・町田

このトークイベントのテーマは「アートが生まれる街・町田」。そのテーマのとおり、町田が芸術が育まれる場所である理由について多く語られるものとなりました。都心へのアクセスの良さ、文具・画材等の専門店「世界堂」など芸術に理解のあるお店や、壁一面のアート作品やレンタルスペースでの展示など芸術発信の場でもある駅ビル「町田パリオ」など、文化発信に大きく貢献する施設があることについて語られました。町田で活動を行う芸術家の方は多く、「町田パリオ」で行われた展示が、次の展示に繋がることがあったという竹上さんも、その一人です。
街と自然がすぐ近くにあり、静かに過ごすことができる場所が多くある上、交通や施設に恵まれた町田にはアートが育まれる土壌がある。そんな新たな視点で町田の魅力が語られるトークイベントとなりました。

 

 

これまで町田市の魅力をWEB記事で配信してきたことりっぷ。（https://co-trip.jp/hub_article/583484/）
町田市の魅力を発信するトークイベント全3回は盛況の中で行われました。

 

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※2022年6月時点