「まちだで好きを続ける」|町田市シティプロモーションサイト

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まちだでくらす

「何かやってみたい」が、
大学生活を変えてくれた
地域との出会いが、
自分を成長させる
「さがまち学生Club」

更新日:2026.09.10

さがまちコンソーシアム事務局西嶋すばるさん(後列左)
松本圭介さん(後列右)
さがまち学生Clubのみなさん

大学生活は、授業やアルバイトだけではありません。地域へ飛び出し、人と出会い、仲間と企画を考え、一つのプロジェクトをつくり上げる。そんな経験を通して、自分自身も大きく成長していく学生たちがいます。「さがまち学生Club」は、大学や行政と連携する「さがまちコンソーシアム」が運営する学生主導型のまちづくりプロジェクトです。相模原・町田エリアを舞台に、地域と学生をつなぎ、学生一人ひとりの挑戦を応援しています。今回お話を伺ったさがまちコンソーシアム事務局の西嶋すばるさんも、昨年度まで学生Clubで活動していた一人。今年からは事務局スタッフとして、今度は学生たちの挑戦を支える立場になりました。現役学生のおまめさん、エリンギさん、そして事務局の松本圭介さんに、さがまち学生Clubの活動や魅力について伺いました。

「やってみない?」
その一言から始まった

群馬県出身のおまめさん(桜美林大学3年生)は、高校時代までガールスカウトに所属し、地域の人と関わる活動にも参加していました。その活動の中で企画を立てる経験をしたことがきっかけで、さがまちコンソーシアムの別事業のスタッフから声をかけられ、大学2年生のときに、さがまち学生Clubに参加しました。一方、沖縄県出身のエリンギさん(桜美林大学3年生)は、大学進学を機に上京。さがまち学生Clubに所属していた先輩から「やってみない?」と誘われたことがきっかけでした。二人とも最初から明確な目標があったわけではありません。事務局では、そんな学生たちの「やってみたい」という気持ちを大切にしています。

松本さん「私たちが一番出会いたいのは、『何かやってみたいけれど、一歩踏み出せない』と思っている学生です。一歩目を踏み出したい学生に、活動の場を提供したいと思っています」

「せっかくの貴重な4年間です。大学生活だけではできない経験をたくさんして、相模原や町田を好きになってもらえたらうれしいですね」(松本さん)

さがまち学生Clubの活動を始める前、おまめさんもエリンギさんも町田のことはほとんど知りませんでした。

エリンギさん「沖縄出身なので、東京の地理にも疎く、町田についてもほとんど知りませんでした」

おまめさん「私も東京に来るまで町田市自体を知らなくて、どんなまちなのかイメージもありませんでした」

そんな二人が、地域イベントや取材、まち歩きを重ねるうちに、町田への印象は少しずつ変わっていきます。

おまめさん「地域の方が本当に明るくて、イベントもたくさんある。みんなで協力して何かをつくる雰囲気があって、町田は楽しいまちだと思うようになりました」

おまめさんおすすめの場所は芹ヶ谷公園。「東京にいることを忘れるくらい、木々や植物がたくさんあって、ゆったりとした時間が流れています。通り道として歩くだけでも癒やされる、大好きな場所です」

エリンギさんも、「便利なのに人が多すぎず、駅前には活気があり、公園ではゆったり過ごせる。東京らしさと暮らしやすさが共存しているまち」と話します。

エリンギさんおすすめの場所は、町田駅前。「町田らしさを一番感じられるのは駅前です。ペデストリアンデッキには学生や会社員が行き交い、オブジェの周りでは大道芸や音楽を楽しむ人がいる。少し歩けばサブカルチャーのお店や飲食店も並び、東京らしさと町田らしさの両方を感じられる場所です」

「自分で考え、形にする」
経験が学生を成長させる

事務局では、学生たちに地域を知ってもらうため、まち歩きやフィールドワークを積極的に行っています。松本さんによると、学生は北海道から沖縄まで全国各地から集まっており、中には上京してまだ半年ほどという学生もいます。そのため、実際にまちを歩きながら地域の魅力や特徴を知ってもらう機会を大切にしているそうです。

「学生を地域に出して活躍してもらうこと、そして地域を好きになってもらうこと。それが私たちの大きな目的の一つです」(松本さん)

学生たちが企画を練る定例会議の様子。
地域課題やイベント企画について話し合いながら、一つひとつのプロジェクトを形にしていきます

地域を知ることは、その後の企画づくりや情報発信にも生かされます。学生Clubでは、イベントの企画運営やまちの情報誌『さがまち』の制作など、多彩な活動を行っています。特に印象に残っている活動として、学生のお二人が挙げたのが、自分たちで企画を考え、形にしていく経験です。
情報誌『さがまち』の制作では、企画立案から取材先へのアポイント、取材、執筆、誌面デザインまで、そのほとんどを学生自身が担います。

おまめさん「私は読書が好きなので、『さがまち』vol.30では、本をテーマに企画を考えました。町田市内で本に関わる活動をしている方や、その活動に携わる方に取材を重ね、自分の好きなことと地域活動を結び付けられたことが、とても印象に残っています。企画から取材、執筆、誌面デザインまで、一連の流れを自分たちで経験できたことも大きな学びになりました」

情報誌『さがまち』は、美術系大学が多い町田・相模原エリアで学生や若手デザイナーの活躍の場をつくろうと始まったプロジェクト。約15年前にスタートし、現在のさがまち学生Clubへとつながる原点になりました

一方、エリンギさんが印象に残っているのは、学生団体が集まるイベント「つながりマルシェ」の企画運営です。

エリンギさん「つながりマルシェには、桜美林大学をはじめ、青山学院大学、玉川大学、和光大学、麻布大学など、相模原・町田エリアのさまざまな大学で活動する学生団体が参加しています。学習支援や高齢者の居場所づくりなど、活動内容もさまざまです。それぞれの団体と交流しながら、特色を生かした出展をどう企画するか、活動の魅力を地域の人にどう伝えるかを一緒に考え続けたことが、とても印象に残っています」

相模原・町田エリアの学生団体が集まる「つながりマルシェ」。それぞれの団体の魅力が伝わるよう、企画や運営にも学生たちが工夫を凝らしました。写真は「つながりマルシェ2025」の会場の様子

事務局では、情報誌づくりや「つながりマルシェ」の企画運営を通して、学生たちが何を学び、どのように成長したかを何より大切にしています。

松本さん「情報誌を作った過程で何を学んだかを、就職活動などで学生たちが話してくれているそうです。それがすごく大事なことだなと思って。成果物以上に大事なことじゃないかなと思っています」

支えられた学生が、今度は支える側へ

2026年から事務局スタッフとして働く西嶋さんも、昨年まではさがまち学生Clubの一員でした。学生時代は、「地域とのつながりをつくりたい」「人脈を広げたい」という思いから学生Clubに参加。学生として活動した経験を生かし、今は学生一人ひとりの挑戦を支える立場です。

西嶋さん「大学生だけではなく、地域の大人の方と関われることが、学生時代の自分にとって本当に貴重な経験でした。学校生活だけではなかなか経験できない取材にも参加でき、自分が取材を受けた記事が出来上がった時はうれしかったですし、『いいものになったね』と地域の方に声を掛けてもらえたことも、とても印象に残っています。1年生の後期から4年生まで活動を続けたのも、楽しかったからです。何より、自分が考えたことが形になっていくことに、大きなやりがいと達成感を感じられる場所でした」

学生として活動した経験を、今度は支える側へ。学生ClubのOGである西嶋さんは、自身の経験を生かしながら、学生一人ひとりの挑戦を支えています

そうした経験が、今度は学生たちを支える立場へと西嶋さんを導きました。学生時代に感じていたのは、「活動を振り返る時間がもっとあればよかった」ということ。その経験があるからこそ今は、学生たちが活動を振り返る時間を設け、一人ひとりの成長につなげたいと考えています。

西嶋さん「学生時代に感じたことを、今実践できるのが、この立場になって一番変わったところかなと思っています」

まちづくりに関われるチャンスも

松本さんによると、学生たちから最も多く聞かれるのは、「学生生活だけではなかなか経験できないことに挑戦できた」という声です。情報誌の制作やイベント運営だけでなく、市職員とのワークショップや地域課題について意見を交わす場など、学生Clubには大学生活だけでは得られない経験が数多くあります。

松本さん「市役所の職員の方と一緒にグループワークをしたり、市長と語る会を開いたり、地域の課題について行政の方と意見交換をしたり。そういう経験は、インターンでもなかなかできません。できるだけ学生に貴重な経験を届けられるよう意識していますし、『参加してよかった』という声もたくさん届いています」

なかでも町田市では、学生がまちづくりに関わる機会が数多くあります。企画の提案やプレゼンテーション、行政と連携した情報発信など、地域のプロジェクトに継続して参加してきました。

松本さん「まちづくりという言葉に興味を持つ学生は多いんです。だからこそ、学生が実際に地域と関わりながら企画を考えたり、行政の方と一緒に取り組んだりできる場をつくってきました。そうしたプロジェクトが何年も続いていることも、とてもうれしく思っています」

学生と地域、大学、行政をつなぐ事務局のお二人。学生と一緒に育んできた挑戦が、新しいまちの力になっています

学生が地域と関わりながら成長する姿を見守ってきた事務局のお二人。最後に、町田市のキャッチフレーズ「いいことふくらむまちだ」に一言添えていただきました。

「学生と一緒に、いいことふくらむまちだ」

学生と地域、大学、行政が一緒になって、新しい挑戦や出会いを育んでいく。そんな願いが、この一言に込められていました。
そして、学生のお二人に、これからさがまち学生Clubへの参加を考えている学生のみなさんへメッセージをいただきました。

エリンギさん「チャンスはいろいろなところに転がっています。それを探しに行く少しの手間と、応募してみる少しの勇気があれば、何かを始めることができます。1・2年生はもちろん、3・4年生でもまだ間に合います。ぜひ参加してみてください」

一方、おまめさんは、「最初の一歩は、もっと気軽でもいい」と話します。

おまめさん「学生団体にいきなり入るのはハードルが高いと感じる人もいると思います。そんな時は、まず地域イベントに足を運んで、『どんな活動をしているんだろう』と見てみるだけでもいいんです。少しでも気になったら、まずはやってみる。その一歩が、新しい出会いや経験につながると思います」

「何かやってみたい」。その小さな気持ちから始まる一歩が、新しい出会いや経験を生み、大学生活をより豊かなものにしてくれるのかもしれません。

Information
さがまちコンソーシアム
https://sagamachi.jp/
SagaMachi学生Club
https://sagamachi-student-club.studio.site/
@sagamachi_club
新規学生メンバー募集!
さがまち学生Club 2026年度(後期)
「大学時代に、何か経験してみたい!」その一歩に!地域にでて一緒に活動しませんか?
さがまち学生Club2026年度後期(26期生)の募集を10月中旬ごろから開始します。
他大学の学生と交流しながら、地域の魅力発信やイベントの企画など、学生ならではの視点でまちづくりに携わるチャンスです!

◆活動概要◆
・活動日: 毎週水曜日 19:00 ~ 21:00(イベント出展など一部別日活動あり)
・会議場所: 町田駅周辺の会議室、およびオンライン
・参加資格:
①さがまちコンソーシアムの加盟校の学生
(青山学院大学/麻布大学/和泉短期大学/桜美林大学/北里大学/相模女子大学/相模女子大学短期大学部/サレジオ工業高等専門学校/昭和薬科大学/女子美術大学/多摩大学/玉川大学/多摩美術大学/東京家政学院大学/東京造形大学/法政大学/和光大学 )
②相模原・町田エリアに在住の大学生

◆応募方法◆
詳しい募集方法や活動内容につきましては、10月中旬ごろにさがまち学生ClubおよびさがまちコンソーシアムHP、加盟校の掲示板にてご案内する予定です。
https://sagamachi.jp/

ぜひ、チェックしてみてください!
撮影/上樂博之 取材・文/小山まゆみ
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