「まちだで好きを続ける」|町田市シティプロモーションサイト

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Ole! PESCADOLA!

ASVペスカドーラ町田を支えるお仕事1
ファンと選手を繋ぎ応援の声を届ける
スタジアムMC

更新日:2026.01.15

ASVペスカドーラ町田の試合会場には、試合中も会場を盛り上げるチアリーダーや、スタジアムMC、クラブナビゲーターさんがいます。スタジアムMCはスポーツ番組の実況アナウンスや解説者とは違って、会場アナウンスに加え、試合中には会場のお客さんと一体となって盛り上げてくれるお仕事です。クラブナビゲーターも会場内外でのトークショーやイベントで活躍しています。ASVペスカドーラ町田で専属MCを務める保井(やすい)ひろゆきさん、クラブナビゲーターを務めるはやしももさんとワクイメグミさんにインタビュー。それぞれどのようなお仕事なのか一日密着しました。まずは保井さんにお仕事の様子や、ペスカへの熱い思いをお聞きしました。

ファン・サポーターと同じ目線で
勝ちへのアツい思いをマイクに乗せる!

スタジアムMC
保井ひろゆきさん
やすいひろゆき・1984年生まれ。埼玉県出身。スポーツの場内MCやイベントMC、ナレーション、ラジオパーソナリティなどを中心に活動中。会場を盛り上げるスタイルは情熱系MC、通称“MC PASSION”。ASVペスカドーラ町田では2017年からMCを務め試合を盛り上げている。他には、バレーボールや、ジャパンラグビーリーグワンに所属の埼玉パナソニックワイルドナイツのMCも手がける。
HP http://yasupuresso.com/

――MCやナレーターなど、声のお仕事の中でも、スポーツの現場でのMCというのはどういうお仕事なのでしょうか?まずは、どうしたらその職業にたどりついたのか、その始めた経緯などを教えてください。

「ASVペスカドーラ町田のスタジアムMCを務めさせていただいたのは2017年からです。知り合いのディレクターさんからのご紹介でしたね。元々僕は野球部で、教員免許もとって高校野球の監督をやろうと思ってたんですよ。でも大学3年生で“青春パンク”なバンドを始めちゃって。しばらく売れないバンドマンでやってたんですけど、そのときのアルバイト先でビンゴ大会があったんですよ。400人ぐらいの人の前で大会のMCやってたら、うまいねって褒められてもしかしたら向いてるかもと思って(笑)。これが声のお仕事を始めようと思ったきっかけですね。そこから1年間、アナウンスの学校へ通って、卒業後、事務所のオーディションに合格して本格的にMCのキャリアがスタートしたっていう感じです」

――最初はどのようなお仕事をされたのでしょうか?

「元々ラジオをやりたかったんです。若い頃に、ニッポン放送の“オールナイトニッポン”やTBSラジオの“JUNK”とか、芸人さんがMCをしているラジオ番組をかなり聞いていたんです。地元が埼玉なので、NACK5を聞いて育ったのもありますし、ラジオで仕事ができたらいいなとは思っていました。ラジオに救われたことも多かったので… 僕、失恋したあとにラジオを聞いて、芸人さんのトークで大笑いして、くだらないこと言ってるなー、って気持ちを切り替えられたり、いつか僕の失恋もネタになるかもなぁとか、ポジティブにしてもらえたという思いがあったんです。なので、最初はラジオがやりたいなと。当時、スポーツMCっていう職業は僕も認識していなかったんです。スポーツMCを入れていたのはサッカーや野球などの、いわゆるメジャースポーツが多かったんですよね。あるとき、ビーチバレーのMCの仕事の依頼がきて、そこからスポーツMCの世界へ入ったという流れです。もう10年ぐらい前のことですね」

――2017年からはASVペスカドーラ町田で、MCとしてレギュラーで関わっていらっしゃいますが、お話があったときはどのような心境でしたか?

「僕にとって、いわゆるレギュラーで携わらせていただいた初めてのお仕事でした。それまでは、Fリーグ(フットサルのリーグ名)は見たことがなかったので、まず勉強しなきゃいけないなって、正直必死。ルールを覚えるところからのスタートでした。サポーターの皆さんと、どうやったらうまくコミュニケーションを取れるかなど、考えたりしましたね。しかも僕は一途な性格なので、入り込むと、もう超好きになっちゃうんですよ。今ではアウェイへ応援も行きますし、行けないときも試合情報は気になっちゃって(笑)。MCもやらせていただいていますが、ペスカの1ファンでもあります」

――試合前には、アナウンス席から観客席の前へ移動して、チアリーダーの皆さんと客席を盛り上げていましたね!

「アウェイへ行くと、サポーターさんたちに“ありがとうございます”なんて言っていただけるんですけど、こちらとしては、サポーターとして行っているので皆さんと一緒、という気持ちなんです。純粋にペスカが好きってのもあるんですが、ファンの皆さんと同じ目線でいたいというのは、MCに生きていますし、大事にしているところの一つであったりしますね」

――ときには、保井さんの声かけが先行して、ファン・サポーターの応援の声が出るということもあったり。応援する時に、MCで心掛けていることってありますか?

「コロナ禍のときに、応援が手拍子くらいしかできず、僕しか声を出せないという時期が続いたので、とにかくファンが一枚岩となってチームを応援しなければと、サポーターの皆さんとはけっこうコミュニケーションを取ってきたんですね。もちろんサポーターの皆さんへのリスペクトもあるし、ファンとしても先輩ということが大前提でコロナがきっかけで、より連携ができたんだと思います。その頃に“皆さん一緒に拍手しましょう!”って声をかける役割もさせてもらってきたので、その名残もありますね。僕がしゃべるよりやっぱりサポーターさんたちの声が選手に届く方が断然いいと思ってるので、僕も目立ちすぎないようにとは思っているんです(笑)」

――でもそれが初めてきた観客さんにとっては、タイミングもわからないし、声かけしてもらえるとすごくありがたいですよね。

「そうですね。あくまで選手とファンの間にいるという立ち位置は意識しています。マイクに乗った僕の声が選手にも一番聞こえちゃうので。マイクに乗らないところで、試合状況によってうわー!とか、うー!とか言っているので、どちらかというとファン寄りのMCかもしれないです(笑)。あんまり出過ぎないようにとは思っていますよ!(笑)町田はファンのチャントも長いですし、本来はそこに盛り上げ役はおまかせでいいと思うので、僕は本当に会場の雰囲気作りの役割かなと思っています」

試合前後の会場アナウンスに加え、試合運びにあわせて応援を盛り上げる。
観客の前でチアリーダーと一緒にタオルを回す保井さん。
ピッチの選手にタオルマフラーを掲げるたり。そんな姿はTheサポーター。
惜しいシーンではこの表情。

――盛り上げ役として、保井さんの声で会場が一つになっていましたね。

「似たようなお仕事としては、スポーツアナウンサーは情報をしっかり伝えて、対戦チームを公平に解説するという役目があると思うんですけど、僕はホームゲームを盛り上げる役目なので、どっちかっていうともう雰囲気モノで(笑)。何かをわかりやすく伝えるというよりは、観客の皆さんと同じ目の前で起こっていることを、それをもう“あー!”とか“うー!”とか、リアルな声も含めて届けています。スタジアム全員を盛り上げる役割ですね。いい言い方かわかりませんが、“バカになれる”空気を作りたいんです。大きな声を出したり、手拍子を大きくするのって慣れないと恥ずかしいじゃないですか。これぐらいもっとやっていいんだよって言うのを率先して、僕も立ち上がったり手拍子したり、声だして悔しがったり、タオル回したり(笑)。MCがバカやってんだからもっと楽しんじゃっていいんだ!っていう、お手本になれたらなって思っています。皆さんの恥じらいの部分を僕が請け負って、もっと開放的になって楽しんでいいんだよ、そのくらいやっていいんだよフットサルってそういう競技だよ!っていうところは結構意識してるかもしれないですね」

会場での選手インタビューも担当。この日は森岡選手へのインタビューでした。

――これは初めて観戦する方は安心して保井さんのMCに合わせて応援すれば全然怖くないです! 話は変わって、町田というエリアに関わりだいぶ経ちますが、町田市ってどんな印象でしょうか?

「町田で子どもが生き生きしてるってのがすごくいいなって感じるんですね。会場に来る子どもたちを見てても思うんです。自分も娘が生まれて、より好きになったんです。周囲の知り合いからも、町田に住んでる方が多くて皆さん町田で子育ては最高だよって言いますよ。僕の仕事でのもう一つの思いがあって、子どもたちがここでプレイしたいな!って思う会場の雰囲気づくりをしたいんです。例えば、いつかペスカの選手になって、保井さんに名前をコールされたいなって思ってもらいたいですよね。というのも、僕が野球やってた時に、東京ドームで初めて名前呼ばれたとき、憧れが現実になった!っていう感動がすごくあったので、子どもたちのことはすごく意識しています」

マイク越しに届けられる保井さんの情熱は、会場の空気を一つにし、選手とファンの心を確かにつないでいます。その声は、今日の勝利だけでなく、ペスカの未来や子どもたちの夢をもサポートし続けていくでしょう。

保井さんおすすめSPOT
串と馬肉 梯子(はしご)
「昨年引退した日根野谷建選手とサシ飲みをさせていただいたお店。選手の方とお食事したのは初。美味しかったな!」選手の皆さんとは、おいそれと親しくなることは遠慮していたという保井さんが、引退を機に思い切って声をかけて実現したそう。
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